借地権の相続税評価アレコレ

 

biss-tool01_l地上権と賃借権は、いずれも建物を所有することを目的として他者の土地を使用する権利であり、これら2つの権利は総称して借地権と呼ばれています。この権利を持つ者が死亡した場合、この権利は地主の承諾の有無に関係なく相続人に継承されますが、相続人が相続税を納める際にはこの権利も対象に含めて税額を計算しなければなりません。
この権利の相続税評価額は、権利が付与されている土地を自用地(更地)とみなした場合の相続税評価額に所定の割合を乗じることで算出されます。自用地の相続税評価額は、市街地にある宅地については路線価に宅地の形状や立地に応じた補正を加えて算出され、それ以外の区域にある宅地については固定資産税評価額に国税庁が定めた評価倍率を乗じて算出されます。所定の割合とは、国税庁が宅地のある地域の借地事情をもとにして定めた割合のことです。この割合や路線価、評価倍率は、最寄りの税務署に行くか、国税庁が作成している専用ページに訪れると閲覧することができます。これに加えて、市町村役場で固定資産課税台帳を閲覧したり、固定資産評価証明書を取得するなどして固定資産税評価額がわかれば、自分でも評価額を計算することが可能です。